NY原油(24日):反落、予想上回る原油在庫増加とドル上昇で

ニューヨーク原油相場は反落。 原油在庫の増加幅が予想を上回ったほか、ドルの対ユーロ相場が10 カ月ぶり高値を付けたことを手掛かりに売りが優勢となった。

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した3月19 日終了週の在庫統計では、原油在庫は725万バレル増の3億5130万 バレルと、増加幅がアナリスト予想の4倍を超えた。格付け会社フ ィッチ・レーティングスがポルトガルの信用格付けを引き下げたこ とでドルが上昇。ドルが上昇すると商品投資の魅力は後退する。

BNPパリバ・コモディティ・フューチャーズのエネルギー担 当シニアアナリスト、トム・ベンツ氏は「原油在庫の増加幅は予想 を大幅に上回った。このところ需給関係にはあまり注意が払われず、 市場はドルと株の動きに注目してきた」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物5月限は前 日比1.30ドル(1.59%)安の1バレル=80.61ドルと、終値ベースで は15日以来の安値。年初からは1.6%高。過去1年では49%の値上 がり。

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