NY金:5週間ぶり安値、ドル上昇で代替需要後退-1088.80ドル

ニューヨーク金先物相場は反落。 ドルの上昇を背景に代替投資先としての金の魅力が後退し、約5週 間ぶり安値を付けた。

ドルの対ユーロ相場は10カ月ぶり高値まで上昇。ドイツ、フラ ンス両国がギリシャ支援で国際通貨基金(IMF)が中心的役割を 演じるべきだという立場で一致したほか、格付け会社フィッチ・レ ーティングスがポルトガルの信用格付けを引き下げたことが材料視 された。2009年には、金は24%上昇した一方、ユーロの対ドル相場 は2.4%の上げにとどまった。

インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズのヘッドデ ィーラー、フランク・マギー氏(シカゴ在勤)は「ユーロが対ドル でパリティー(等価水準)に下げるとの観測が流れている。このよ うな環境で金が値を維持するのは極めて難しい」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先 物4月限は前日比14.90ドル(1.4%)安の1オンス=1088.80ドルで 取引を終了。一時は1084.80ドルと、中心限月としては2月12日以 来の安値を付けた。

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