住友商:カザフ企業とレアアース回収事業で合弁設立

住友商事は24日、カザフスタン の国営原子力公社カザトムプロムとレアアース(希土類)の回収を 手掛ける合弁会社の設立で合意したと発表した。住商の加藤進社長 とカザトムプロムのウラジミール・シコリニク総裁が同日午後、都 内で合意文書に署名した。

新会社サミット・アトム・レアアース(SARECO)を来月、 カザフスタンに設立する。出資比率はカザトムプロム51%、住商 49%。ウラン鉱石の残りかすからレアアースを回収する。早期に日 本の輸入量の1割弱に相当する年間3000トンの生産体制の確立を 目指す。

レアアースはハイブリッド車のモーターなどに使用され、今後 の需要拡大が見込まれる。一方、ほぼ全量を中国からの輸入に依存 しており調達先の多角化が課題。

同日会見した住商の加藤社長は「安定供給先の確立を目指す本 事業は日本政府の方針と合致している」と強調。シコリニク総裁は 「今後、水力や風力、太陽光発電などの再生可能エネルギーについ ても積極的に考えていきたい」と述べ、住商との協業拡大に意欲を 示した。

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