経産省:20年までに原発8基を新増設-エネルギー基本計画

経済産業省は24日、国のエネルギー 政策の指針を示す「エネルギー基本計画」の骨子を発表した。2020年ま でに原子力発電所を8基新増設することや、現在70%近辺の原発稼働率 を85%に引き上げること、新車の次世代車の比率を50%に引き上げるこ となどが盛り込まれた。

原発については30年までにさらに新増設するほか、稼働率も世界最 高水準を目指す。「安全の確保を大前提に、新増設の着実な推進と稼働 率の向上を図る」と明記した。

自動車では、高い燃費基準目標を設定するほか、バイオ燃料の導入 拡大を目指す。

家庭の温暖化対策としては、高効率の給湯器を現在の220万台を20 年までに1000万台に拡大するほか、30年までに照明機器では発光ダイ オード(LED)や有機ELなどに100%切り替える。

エネルギー自給率に自主開発資源を加えた自主エネルギー比率に関 しては、「約70%程度が適当ではないか」との考えを提示するのにとど まった。現在は38%。経産省によると、自主エネルギー比率が高いの は、中国93%、英国80%、米国75%など。

エネルギー基本計画は1カ月程度、専門家などの公聴会を開き6月 以降に閣議決定する見込み。

Editor:Takeshi Awaji, Hitoshi Sugimoto

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