中高年のスリムな体型維持に毎日1時間の運動必須、女性に有効-研究

女性が加齢による体重増加を最小 限にとどめるには、毎日1時間の運動が必須だ。米ハーバード大学の研 究で明らかになった。米政府は成人に週5日、毎日30分以上の運動を 勧めているが、この2倍が求められている格好だ。

3万4079人の女性を対象に集計したデータによると、13年余り にわたって体重増加を5ポンド(約2.3キログラム)以内に抑えた中 高年女性は調査開始時の体重が健康的とされる基準を満たし、毎日適度 な運動をした人たちに限られた。もともと太っていた女性はどれだけ運 動しても体重が増えてしまったという。

この結果は、米医師会ジャーナル(JAMA)に掲載された。体 重が正常範囲の女性が加齢による体重増加を防ぐためにどれだけの運動 が必要であるかを示す調査としては前例がほとんどないと、報告書を中 心になってまとめたハーバード大のアイミン・リー准教授は指摘する。

准教授は19日のインタビューで「まず体重増加を防ぐほうがよく ありませんか。そうすれば、減量かつその状態を維持する必要がなくな ります」と話し、「健康体重でその後の増加を防ぎたいのなら、少なく とも1日60分は体を動かす必要があります」と説明。ただ、今回の結 果は中高年の女性にのみ有効で、若い女性や男性にも通用するかはさら なる研究が必要だという。

データ収集は1992年に始まり、調査対象とした3万4079人の米 国人女性の平均年齢は54歳。調査開始時に健康的な体重とされたのは 1万7465人。その状態を終了時まで維持したのは26%に相当する 4540人で、毎日60分以上の早足ウォーキングやダンスなどの運動を したグループという。健康体重は、身長からみた体重の割合を示す体格 指数のBMIが25を下回る状況。

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