アサヒ株が続落、ビール低迷で業績下振れ警戒-モルガンS証は格下げ

アサヒビールの株価が続落。前日 比2.3%安の1736円まで下げた。ビール系飲料の販売落ち込みが目立 つなか、モルガン・スタンレー証券が投資判断を引き下げた。今期 (2010年12月期)業績の下振れ懸念が強まり、売りが先行している。

モルガンS証券は23日付で投資判断を「オーバーウエート」から 「イコールウエート」に引き下げた。担当の出村泰三アナリストは投資 家向けのメモで、国内のビール系飲料の販売数量が低迷していることに 言及し、同販売数量の10年度見通しを前年度比2.2%減から3.6%減に 修正した。

アサヒが10日に発表した2月のビール類出荷量は前年同月比13% 減の1003万ケース(1ケースは大瓶20本換算)。市場全体の同6.3% 減と比べて、落ち込みの大きさが目立つ。

ブルームバーグ・データによると、同社をカバーするアナリスト 14人の今期連結営業利益の予想平均値は902億円。会社側計画の960 億円の達成に懐疑的な見方が多い。モルガンS証は今回、従来の913億 円から880億円に見直し、アナリスト予想の最低値となった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE