ヴァーレ:鉄鉱石、4-6月に90%の値上げ目指す-クレディS予想

鉄鉱石生産で世界最大手、ブラジ ルのヴァーレが、顧客の鉄鋼メーカー向け供給で契約期間の短縮を目指 しており、4-6月の価格を90%引き上げる可能性があるとの見方を クレディ・スイス・グループが示した。

クレディ・スイスのアナリスト、アイバン・ファデル氏(サンパウ ロ在勤)は23日の顧客向けリポートで「ヴァーレは現在、鉄鉱石価格 の設定方式を指数に基づいた四半期ベースの改定に変更することを求め ている」と指摘。「現在の市況を実際に反映する指数を利用する案で、 買い手と売り手の双方が鉄鉱石を適正価格で取引できるだろう」との見 方を示した。

ヴァーレは、カラジャス産鉄鉱石(シンターフィード)の4-6月 の価格を2009年度(09年4月-10年3月)の1トン当たり57ドル から114%引き上げ122.20ドルとすることを目指していると、ブラジル 紙バロール・エコノミコがヴァーレの顧客向け文書を基に23日報じた。 四半期ベースの価格は、エネルギー・金属関連の情報提供会社プラッツ の価格指数に連動する見通しだという。

ヴァーレは同日発表した文書で、価格の変更について資本市場への 通知はしていないと表明。ブラジルの証券規制当局に対しては「鉄鉱石 価格に関してより弾力的なアプローチをすることなどを含めた新たなマ ーケティング方針を最近導入した」と報告したことを明らかにした。

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