後発医薬品のダイトの初値は公開比1.5%高の1390円-東証2部上場

後発医薬品メーカー向けに医薬品 原薬を販売するダイトが24日、東証2部市場に新規株式公開(IPO) した。取引開始直後に1390円の初値を形成、公開価格1370円を1.5% 上回るにとどまった。市場からの資金吸収額が平均並みだったうえ、公 開価格に割安感が乏しく、買いは限定された。

同社は医薬品を製造するための原材料となる原薬の製造販売などを 手がける。後発医薬品メーカーは幅広い後発医薬品を取りそろえる必要 があるため、原薬を自社で製造せず、他社から購入することが一般的と いう。

公開価格から試算した市場からの資金吸収額は28億4000万円と、 2009年の1社平均28億5300万円とほぼ同水準。公開価格の今期予想 PER(株価収益率)は13倍で、類似企業のシミック15倍、アールテ ック・ウエノ11倍などと比べて割安感はない。

10年5月期の連結業績予想は、売上高が前期比7%増の230億 1800万円、経常利益は同19%増の14億700万円、最終利益は同15% 増の7億9500万円。1株当たりの当期純利益は106円51銭。

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