エリクソンの中国ブーム、しぼむ可能性-通信各社は投資削減に動く

無線通信ネットワーク機器最大 手、スウェーデンのエリクソンの中国ブームは、しぼむ可能性があ る。

チャイナ・ユニコム(中国聯通)など携帯電話サービス会社が 第3世代(3G)のインフラ投資を進めるなか、昨年のエリクソン の中国での売上高は22%増と少なくとも7年間で最大の伸びとな り、過去最高を更新した。

しかし現在、通信業界での投資は減りつつある。中国最大の携 帯電話会社チャイナ・モバイル(中国移動)は先週、設備投資を削 減する方針を明らかにした。22日にはチャイナ・テレコム(中国 電信)が設備投資は横ばいになるとの見通しを示している。通信・ インターネットコンサルティング会社のBDAチャイナによれば、 中国の無線通信ネットワーク投資は2009年に3710億元(約4兆 9200億円)に増加したが、今年は3000億元を下回る見込みだ。

スウェドバンク(ストックホルム)のアナリスト、ハーカン・ ブランネ氏は「昨年の中国は、チャイナ・ユニコムの投資で非常に 強かったので、今年は鈍化するとみるのが無難だろう」と指摘。 「これは市場やエリクソンに影響を与える」と語った。同氏はエリ クソン株の投資判断を「リデュース」としている。

エリクソンは昨年、中国市場で米国に次ぐ売り上げを稼ぎ、西 欧での6%減収を補っている。

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