メキシコ資産家サリナス氏:自身の携帯電話会社とTV事業を統合も

メキシコ長者番付で2位の資産 家リカルド・サリナス氏は、不採算となっている自身の携帯電話会 社を自ら経営権を握るテレビ事業と統合させ、事業刷新を図る可能 性があることを明らかにした。同国最大の放送局グルポ・テレビサ に対抗する狙いもある。

サリナス氏は先週のインタビューで、携帯電話のグルポ・イウ サセルとTVアステカとのパートナーシップもしくは統合を模索す る可能性があると述べた。一方、テレビサは、米携帯電話会社NI Iホールディングスと提携して携帯電話業界に参入する。

TVアステカの連続メロドラマやサッカー中継が、イウサセル の顧客呼び込みに役に立つかも知れないと、サリナス氏は述べた。 イウサセルは3年連続で通期赤字を計上。ライバル会社のアメリ カ・モビルやスペインの電話会社テレフォニカに顧客を奪われたこ とが影響した。

サリナス氏(54)はフェニックスで開催された会議で講演し、 「イウサセルの経営はまずかった」と発言。「われわれは機会を逃 してしまった。明らかに自ら招いた災いだ」と語った。

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