EU大統領:ギリシャ支援で首脳会議前の合意を-当局者(Update1)

欧州連合(EU)のファンロンパ イ大統領は、ギリシャ支援の仕組みについて、今週のEU首脳会議の 開始前に合意をまとめることを目指している。EUの外交当局者が明 らかにした。

同当局者が交渉は非公開だとして匿名を条件に述べたところによ ると、ファンロンパイ大統領はブリュッセル時間25日午後5時(日本 時間26日午前1時)開始の2日間に及ぶ首脳会議前に、ギリシャ支援 パッケージをめぐる意見の相違を調整したい考えだ。

ギリシャのパパコンスタンティヌ財務相が国際通貨基金(IMF) から融資を受ける考えに抵抗を示す一方で、ドイツのブリューデレ経 済技術相は同国の税金をリスクにさらしたくない考えを示すなど、ギ リシャ財政危機の解決策は迷走の度合いを深めている。

欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は22日にブリュッセルで、 EU主導でギリシャに融資する場合、「補助金や譲歩の要素があっては ならない」と述べた。ドイツのメルケル首相はEU首脳らがギリシャ について今週「具体的な決定」をする必要はないと発言した。

EU首脳会議でギリシャ支援策が提示されなければ、ギリシャは IMFへの支援要請を検討するかもしれない。パパコンスタンティヌ 財務相は23日にも、首脳会議での「前向き」な結果に期待を表明し、 救済よりも欧州の解決を望むと繰り返した。

EU当局者によると、ギリシャ問題は首脳会議の正式の議題には ならない。ファンロンパイ大統領は先月11日の首脳会議でも同様の手 法で、会議の開始を遅らせ「ユーロ圏全体の金融安定を守るために必 要とあらば断固とした協調行動を取る」との原則合意を取りまとめた。

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