中国株(終了):下落、不動産株安い-前日の3週間ぶり高値から反落

中国株式相場は下落し、上海総合 指数は前日付けた約3週間ぶり高値から反落した。地方政府が土地供 給の抑制措置を強化しつつあるとの懸念から不動産株が売られた。

不動産開発の保利房地産集団(600048 CH)と金地集団(600383 CH)はともに1%を超える下落。上海市当局が、土地を購入する不動 産開発業者に対し、早期の支払いを義務付ける可能性があるとの東方 早報の報道が嫌気された。

中国国際航空(601111 CH)は1.4%安。UBSが同社の株価は 過大評価されていると指摘するとともに、深セン航空の経営権獲得は 割高との見方を示したことが響いた。山東華泰紙業(600308 CH)を 中心に製紙株も安い。政府が人民元上昇を容認し、原材料輸入コスト が低下するとの観測が弱まった。

一方、農産物生産の湖南金健米業(600127 CH)は10%の値幅 制限いっぱい値上がりした。同国南西部の深刻な干ばつで食品価格が 押し上げられているとの見方が背景。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動 している上海総合指数は前日比21.45ポイント(0.7%)安の

3053.13で終了。これで年初からの下落率は6.8%となった。上海、 深セン両証取のA株に連動しているCSI300指数は同0.8%安の

3275.57。

金元比聯基金管理のラリー・ワン副最高投資責任者(CIO、上 海在勤)は「政策の不透明感が続いており、市場は依然として方向感 を探っている」と指摘。「特に不動産などの銘柄にとって、相場は短 期的な引き締めリスクの影響を受けやすい状態だ」と付け加えた。

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