第一生命株、売り出し価格は14万円-調達1兆円とドコモ以来

4月に株式会社化し東証1部に上場 する予定の第一生命保険は23日、株式の売り出し価格が1株14万円に 決まったと発表した。市場調達額は約1兆円で、NTTドコモの2兆 1300億円(1998年上場)以来の大型IPO(新規株式公開)となる。 仮条件は12万5000円-15万5000円だった。

第一生命の発表によると、発行済み株式1000万株のうち国内で500 万9535株、海外で209万6635株を売り出す。残り約290万株は保険契 約者に割り当てる。投資家の需要に応じ10万株を追加で売り出す。少 子高齢化に伴い国内市場が縮小するなか、株式会社化で事業再編や株式 交換によるM&A(合併・買収)を機動的に進めて成長を目指す。

発行済み株式の時価総額は1兆4000億円となる。株主数はNTT の103万人を上回り日本最大となる見通し。東証は混乱を防ぐため、4 月1日は売り買いを午後1時に1回のみ付け合わせる板寄せ方式で第 一生命株の初値を決める。共同主幹事はメリルリンチ、野村証券、みず ほ証券、ゴールドマン・サックスが務める。

上場に伴い安定株主としてみずほフィナンシャルグループが傘下 3行で合計56万株(5.6%)を取得して筆頭株主となる。損保ジャパン に40万株(4%)、三菱東京UFJ銀行に22万株(2.2%)、三井住友 銀行に13万株(1.3%)などを割り当てる。りそな、キヤノン、第一生 命なども株式を取得する。

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