三菱電:今期純利益250億円に上方修正、赤字予想から増益に

三菱電機は23日、2010年3月期の 連結業績予想を上方修正した。主力の産業メカトロニクス部門や半導体 の収益が予想を上回ったことなどから、純損益は前期比2倍超の250億 円の黒字を見込む。従来予想は200億円の赤字だった。

東証で記者会見した吉松裕規常務は、主な収益改善要因についてア ジア地域での自動車関連機器の需要回復などに加え、コスト削減効果が 大きかったと説明。「全社的な固定費削減と原価低減は従来予想の600 億円から750億円に達する見込み」と話した。

東証で発表した資料によると、売上高は3兆3000億円から3兆3300 億円に、営業利益は600億円から930億円にそれぞれ修正。産メカ部門 のうち自動車関連機器の需要回復などで収益低迷に歯止めがかかったこ となどが貢献する。1株当たり配当は中間0円、期末4円。前の期は年 間で同6円だった。

三菱電機の23日終値は前日比1円(0.1%)高の815円。年初来で は19%上昇しており、指標となる日経平均株価の上昇率2.2%を上回っ て推移している。

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