東芝:四日市にメモリー新工場建設-増産へ単独で投資再開

半導体メーカー世界3位の東芝は 23日、主力のNAND型フラッシュメモリー(電気的に一括消却・再書 き込み可能なメモリー)事業を強化するため、三重県四日市市に新工場 を建設すると発表した。7月に着工、2011年春に竣工する。

新工場は四日市工場の隣接地に第5棟として建設。投資額は市況に 応じて決めるが、広報の平木香織氏によると「東芝単独で行う」予定。 第1-4棟は、東芝が建屋の建設費用を負担し、工場内の生産設備の導 入コストは提携先であるメモリーメーカーの米サンディスクと折半して いた。

東芝は当初、第5棟を09年春着工、10年量産開始を計画していた が、08年後半以降の世界的な不況の影響で投資を一時凍結。同フラッシ ュメモリーは、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」やスマ ートフォンなどの携帯電話向けに需要が回復しており、生産能力増強の ため投資を再開する。

四日市工場は、直径300ミリメートルウエハー対応の製造ラインを 持ち、月産生産能力は第3棟が約15万枚、第4棟が約11万枚。第4棟 は11年夏ごろまでに同21万枚程度の最大能力に達する見込み。

東芝株の午前終値は前営業日比16円(3.6%)高の466円。

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