米テネット、ヘルスケア株の上昇けん引-下院が医療改革法案を可決

22日の米株式市場では、救急医療 などの特別医療施設を運営するテネット・ヘルスケアや製薬大手ファ イザーを中心にヘルスケア関連株が上昇した。過去40年で最も大胆な 医療改革法案が米下院本会議で可決されたことが好感された。

ニューヨーク時間午後2時(日本時間23日午前3時)時点で、テ ネットの株価は前週末比9.2%高の6.28ドルと、S&P500種株価指 数の構成銘柄の中で最大の値上がりとなった。医療機器メーカーのセ ントジュード・メディカルは同1.8%高の40.11ドル、ファイザーは 同1.9%高の17.22ドル。

スリベント・ファイナンシャル・フォー・ルテランズで600億ド ル(約5兆4000億円)の資産運用に携わるデービッド・ホイペル氏は 「一段と見通しが晴れてきた」と指摘。「当社は再びファンダメンタル ズ(経済の基礎的諸条件)からリターンを得る。幾つかの銘柄には相 当割安感がある」と語った。

S&P500種採用ヘルスケア株の過去1年間の利益に基づく株価収 益率(PER)は13.3倍と、その他の業種との比較で最も割安な水準 付近にある。ブルームバーグが集計した2010年企業業績のアナリスト 予想を基にすると、ヘルスケア業界のPERは12.4倍となっている。

シティグループのアナリスト、チャールズ・ブーレイディ氏は22 日付の顧客向けリポートで、「『改革』をめぐる不透明感が晴れた今、 資金は再びヘルスケア株に流入すると引き続き確信している」と記し た。

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