2月の中古住宅販売件数は3カ月連続で減少か-ブルームバーグ調査

2月の米中古住宅販売件数は3 カ月連続で減少したもようだ。雇用難が、需要回復を図る政府の取 り組みの妨げになっていることを示すとエコノミストはみている。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査では、中古住宅販売 件数は年率換算で前月比1.1%減の500万戸(74社の予想中央値) と、8カ月ぶりの低水準が見込まれる。昨年12月は同16%減、1 月は前月比7.2%減と、統計開始以来で最大とそれに次ぐ下落率だ った。

政府による初回住宅購入者向けの税控除措置の延長は2009年 の住宅市場の安定化に寄与したが、雇用拡大が実現しないなか、今 年についてはまだ販売を刺激するには至っていない。住宅関連用品 小売りで米最大手のホーム・デポなどの企業は、米経済が1930年 代以来で最も深刻化したリセッション(景気後退)からの回復途上 にあるなかで、需要を刺激しようと値引きを行っている。

ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのエコノミス ト、ザック・パンドル氏(ニューヨーク在勤)は、住宅市場は「回 復しているとはいえ、当面、大きな戻りを目にすることはないだろ う」と指摘。「本当に必要なのは、雇用市場の好転だ」と語った。

全米不動産業者協会(NAR)は午前10時(ワシントン時間) に中古住宅販売件数を発表する。ブルームバーグ調査の予想レンジ は475万-520万戸。

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