ギリシャ支援問題、手詰まり感強まる-ECB総裁が低利融資を拒否

ギリシャ支援の是非に関して、 欧州内で手詰まり感が強まっている。欧州中央銀行(ECB)のト リシェ総裁は、ギリシャ政府が求めている低利融資に強い反対姿勢 を示した。

トリシェ総裁が厳しい条件を要求していることに加え、ドイツ のメルケル首相が財政赤字の上限規定に違反した国への制裁措置を 推進する構えを示していることで、25、26の両日開催の欧州連合 (EU)首脳会議でギリシャ支援は決まらない可能性が高まってい る。ギリシャのパパンドレウ首相は、代わりに国際通貨基金(IM F)に支援を求めるかどうかの決断を迫られる公算だ。

トリシェ総裁は22日に欧州議会で、ギリシャへの融資につい て、「補助や譲歩の要素は何ら入り込むべきではない」と述べた。 またメルケル首相はベルリンで、EU首脳らは今週ギリシャ支援に 関して一切「具体的な決定」を行う必要はないと発言した。

EU首脳会議を前に欧州各国から対立意見が出ていることで、 ギリシャの債券は22日に3営業日続落し、10年債利回りは

6.44%と、2月25日以来の高水準となった。

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