米上院銀行委:金融規制改革法案を賛成13、反対10で可決

米上院銀行委員会は22日、ド ッド委員長(民主、コネティカット州)が提出した金融規制改革法 案を可決した。オバマ政権が提唱する1930年代以降最大の金融規 制改革の実現に向け前進した。

法案には、上院銀行委員会に所属する共和党議員10人全員が 反対票を投じた。修正案の提出はしなかった。賛成13、反対10と いう投票結果から、今後は法案が上院に送られるなかで、与野党に よる折衝が続くことになるもようだ。

FBRキャピタル・マーケッツのアナリスト、ポール・ミラー 氏は22日、最終的に議会を通過する法案は恐らく今より金融機関 にとって受け入れやすい形になるだろうと見込む。民主党は、上院 銀行委の共和党トップ、リチャード・シェルビー議員(アラバマ州) の支持を取り付けるために譲歩が必要だからだと説明。「ドッド、 シェルビー両議員が妥協案に合意するまで法案は通過しないが、共 和党は年内成立を図りたいとしている。従って、両党ともに意見を まとめ上げる動機がある」と語った。

ドッド、シェルビー両議員はこの日の採決後、記者団に対し、 上院本会議で審議が始まる前に超党派で合意に達するよう努力を続 けると述べた。

オバマ米大統領は採決の結果を受け、「金融システムを監視し、 説明責任を課す真の金融改革法案の成立に向け一歩近づいた」との 声明を発表した。

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