東京スター銀:劣後債46億円発行へ、全額ファンドに組み入れ

東京スター銀行が23日、国内劣後債 46億円の発行条件を決定した。調達する資金は同行が販売した投資信託 「スター劣後債ファンド10-13」に全額組み入れる。

東京スター銀が財務省に提出した訂正有価証券届出書によると、発 行する劣後債は第5回債で、年限8年。表面利率は4.5%、発行価格は 100円。主幹事は、バークレイズ・キャピタル証券が務め、日本格付研 究所(JCR)からBBBの格付けを取得する。23日に募集を行い、31 日に発行する。

同行のホームページやブルームバーグ・データによると、今回の債 券発行で調達した資金は、同行が今年2月10日から3月17日まで販売し た劣後債ファンドに全額、組み入れられる。投信の設定・運用は、フォ ルティス・アセットマネジメントが行う。

有価証券届出書によると、発行額は当初30億円だったが、最終的に 46億円となった。同行の広報IRチームの中野弘城バイス・プレジデン トは、「投信の募集額約57億円の80%を劣後債の発行額とし、販売状況 によって最終的な額が決まった」とコメントした。

JCRは今年2月3日、東京スター銀行の優先債務の格付けをAか らBBB+に2段階引き下げた。発表資料によると、「足元のトップラ イン収益の減少、地価動向など資産の質の環境悪化、当期純利益を大幅 に上回る配当に伴うTier I資本の減少などを踏まえた」という。劣後債 の格付けは、劣後条項を勘案し、優先債務格付けから1段階低い水準と したという。

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