ユーロは年末までに1.25ドルに下落も、ギリシャ債務問題で-ノムラ

ユーロは対ドルで年末までに1 ユーロ=1.25ドルまで下げる可能性がある。野村ホールディングス (HD)の米法人、ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナ ルのジェンズ・ノードビグ氏が予想した。ギリシャの財政危機に伴 うユーロ圏からの資金引き揚げの動きを理由に挙げた。

為替調査部門マネジングディレクターを務めるノードビグ氏は、 ブルームバーグラジオとのインタビューで、ギリシャ問題への「解 決策をめぐる不透明感が続いており、中期的な資産配分で脱ユーロ の動きを促している」と述べ、「ユーロ圏への投資手法を変更して いるのは長期の投資家だ」と説明した。

ノードビグ氏はさらに、欧州中央銀行(ECB)の利上げは早 くても来年以降になるとの見方に基づき、ユーロに対する圧力は継 続するだろうと分析した。ノムラはこれまで、ECBが7-9月 (第3四半期)に利上げに踏み切ると予想していた。

ユーロのドルに対する年初来下落率は5.9%と、ポンドに次ぐ悪 いパフォーマンスとなっている。ブルームバーグがまとめた市場関 係者46人を対象にした調査によると、ユーロは年末までに1.38ド ルに上昇するとの見方が予想中央値となっている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE