AIGのベンモシュCEO、クレディ・スイスの取締役に再任される

米保険会社アメリカン・インター ナショナル・グループ(AIG)のロバート・ベンモシュ最高経営責 任者(CEO)は、クレディ・スイス・グループの取締役に再任され た。同氏はクレディ・スイスの取締役を7カ月前に辞任していた。

ベンモシュ氏(65)は、2002年にクレディ・スイスの取締役とな り09年8月にAIGのCEO就任に伴い辞任。クレディ・スイスは22 日の発表文書で、AIGの事業再編により、ベンモシュ氏が再びクレデ ィ・スイスの取締役に就くことが可能になったと説明した。

ベンモシュCEOの下、AIGは同社を破たんの瀬戸際に追い込 んだと批判されたデリバティブ(金融派生商品)事業の規模を縮小し、 資産運用を含む部門売却で合意した。AIGファイナンシャル・プロ ダクツ部門は年内に閉鎖され、最大でも4000億ドル(約36兆円)ま でポジションを圧縮するという。

デラウェア大学のジョン・L・ワインバーグ・センター・フォー・ コーポレート・ガバナンスのディレクター、チャールズ・エルソン氏 は「恐らく他社の取締役に就く最良の時期ではないだろう」と指摘。 「AIGの諸問題を考えれば、効果的に割り当てる時間がベンモシュ氏 にあるのかどうか疑問だ。利害の対立が起きないかどうかという問題 もある」との見方を示した。

AIGの広報担当クリスティーナ・プレット氏はコメントを控え た。

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