PIMCO:アジア太平洋地域債は「買い」-欧米に政策ミスの懸念

米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)は、投資家に対し欧米の債券ではな く、アジア太平洋地域の債券を買うよう推奨している。同地域の高め の成長率に加え、景気回復を損なう政策が取られるリスクが低いこと を理由に挙げている。

PIMCOアジアのブライアン・ベーカー最高経営責任者(CE O)は香港でインタビューに答え、「少なくとも今後1年は、投資家が 資産クラスを検討する上で、政治が極めて重要な鍵となる」と指摘。 「当局が景気刺激策を引き揚げ、先進国で金融システムに対する規制 が課されるなかにあっては、市場の重しとなり得る政策ミスのリスク がある」と語った。

ベーカーCEOは、時期尚早の景気刺激策の引き揚げや利上げ、 規制の負担、保護主義はすべて、先進国市場の成長を妨げる恐れがあ ると説明。その一方で、アジアの景気回復は「持続可能なもの」とな り、投資家は同地域の金融市場の発展から恩恵を受けることを目指す べきだと述べた。

PIMCOアジアは、オーストラリア、インドネシア、フィリピ ン、韓国の債券を選好しているという。PIMCOは、キャッシュフ ロー(現金収支)が安定しているアジア企業の社債と、景気てこ入れ を目指した金融・財政政策を採用しているアジア諸国の政府債の購入 を推奨している。

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