ブラジル株:4日ぶり上昇、経済成長の加速見通しで利上げ懸念が後退

22日のブラジル株式相場は4営業 日ぶり上昇。同国の経済成長が加速するとの見通しを好感、ブラジル がインドに続き利上げに踏み切るとの懸念が後退した。

ブラジルの非政府系銀行で最大手のイタウ・ウニバンコ・ホール ディングが銀行株の上げを主導。米ゴールドマン・サックス・グルー プが同行株価のアンダーパフォーマンスには「根拠がない」としたこ とが支援材料。カード決済処理のレデカードは2.5%高。ブラジル中 央銀行が行ったエコノミスト調査で、国内総生産(GDP)予想が前 回調査を上回ったことが手掛かり。一方、同国の資産家エイキ・バチ スタ氏が経営する造船・油田サービス会社OSXブラジルは初日の取 引で13%下落した。

TOVコレトラのシニアトレーダー、デシオ・ペセキロ氏(サン パウロ在勤)は「経済は成長の勢いを伴って非常にダイナミックだ」 との見方を示し、「速い成長は企業利益を意味する」と指摘した。

ボベスパ指数は前週末比0.3%高の69041.73。寄り付き後一時

1.4%安まで下落する場面もあった。同指数構成銘柄のうち値上がりは 31銘柄、値下がりは29銘柄。通貨レアルは0.5%高の1ドル=1.7926 レアル。

ブラジル中銀が22日発表した19日時点のエコノミスト予想では、 10年の同国のGDPは5.5%成長が見込まれており、前週の平均であ る5.45%を上回った。

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