ECB総裁:ギリシャ支援、ユーロ圏への脅威を条件に

欧州中央銀行(ECB)のトリシ ェ総裁は、ギリシャへの支援条件について、同国が支払う金利水準では なく、ユーロ圏が直面する脅威の深刻さと結び付けるべきだとの見解を 明らかにした。

トリシェ総裁は22日、ブリュッセルの欧州議会で、ユーロ圏の安 定性に対する「深刻かつ差し迫った」脅威をギリシャ支援の条件にすべ きだとした上で、「スプレッドの水準は、わたしの考えでは、この条件 に含まれない」と述べた。

ギリシャのパパンドレウ首相は欧州首脳に対し、財政赤字に苦しむ ギリシャの借り入れコスト軽減を助け、救済を不要にする支援策を発表 するよう訴えている。しかし、政策当局者の間では支援の進め方をめぐ り意見が割れている。ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のユンケ ル議長(ルクセンブルク首相兼国庫相)が欧州は「立場をはっきりさせ る」必要があると述べた一方、ドイツのメルケル首相は週内の発表を投 資家は期待すべきでないと語った。

トリシェ総裁はこの日、ギリシャ支援には「特定の」条件と「強い 条件付け」が必要との考えを示した。

同総裁はギリシャのユーロ圏離脱の可能性について、「ばかげて」 おり、「法的に不可能」だと言明。「これは現在の問題ではないし、将 来の問題にもすべきではない」と述べた。

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