英国債(22日):10年債、7日続伸-景気の戻りの鈍さを警戒

英国債市場では10年債相場が 7営業日連続で上昇し、1年余りで最長の続伸となった。英産業連 盟(CBI)が英国の景気回復が「遅々として進まない」との見通 しを示したことが背景にある。

2年債も上昇した。CBIが今年の英経済成長率は1%を超え ないと予想を示したことを背景に、市場では利上げ観測が後退した。 ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査によると、23日発表さ れる2月の英インフレ率は、1月の1年2カ月ぶり高水準から低下 したとみられている。株式相場の下落で相対的に安全とみられる国 債の需要が高まったことも、相場上昇の一因だった。

クレディ・アグリコルCIB(ロンドン)の債券ストラテジス ト、ピーター・チャットウェル氏は、「経済データは現時点で国債 相場への支援要因となっている。株式相場が小安くなり、国債相場 が上昇したのは驚くことではない」と語った。

ロンドン時間午後4時23分現在、10年債利回りは前週末比3 ベーシスポイト(bp、1bp=0.01%)低下の3.92%。最後に7 日続伸したのは2008年12月だった。同国債(表面利率3.75%、 2019年9月償還)価格は0.26ポイント上げ98.66。2年債利回りは 4bp低下し1.21%となった。

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