ギリシャ支援、EU首脳会議の議題に入っていない-独政府報道官

欧州連合(EU)首脳らは今週 ブリュッセルで開く会議で、ギリシャへの金融支援についての決定 を避ける公算だ。ドイツ政府のウィルヘルム報道官が明らかにした。

同報道官は22日ベルリンでの定例記者会見で、「最新の情報に よると、ギリシャ支援に関する決定はサミットの議題ではない」と 述べた。同報道官によればまた、ギリシャのパパンドレウ首相は21 日、メルケル独首相と電話で話し、「ギリシャは金融支援を必要と していない」と述べた。

ウィルヘルム報道官によると、EU各国政府は必要になった場 合に備えギリシャ支援の「技術的な側面を協議している」。必要と なった場合、国際通貨基金(IMF)による支援は明らかに、メル ケル首相と政権の検討対象になるという。

ギリシャが国債償還や利払いで行き詰まった場合にどのような 支援が受けられるのかが不透明なため、ギリシャの資金調達環境は 悪化している。ギリシャは4月20日と5月19日に国債償還を控え ている。ベルリン時間午後零時35分現在のギリシャ10年債利回り は22ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の6.60%。ド イツ債との利回り格差は24bp拡大し347bp。

ウィルヘルム報道官は、2月11日の首脳会合で決定した「ユー ロ圏の安定が脅かされた場合に断固とした行動をとる」という見解 がギリシャに対する基本政策だと説明。支援は「最後の手段」とし てのみ提供されると述べた。EU首脳会議は3月25、26日に開催さ れる。

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