英ICAP:不採算のキャッシュ・エクイティー事業を閉鎖へ

インターバンク・ブローカー最 大手の英ICAPは、不採算部門となっているキャッシュ・エクイ ティー事業を閉鎖し、114人の従業員を解雇または転任させると明 らかにした。同事業への買い手や提携先が見つからなかったための 決定という。

ICAPの発表によると、同社ではアジアと欧州のセールスや トレーディング、リサーチ部門の閉鎖により、税引き前で最大5100 万ポンド(約69億円)の費用を計上すると見込んでいる。さらに、 同事業閉鎖で10年3月通期決算に個別の項目として約2500万ポン ドの営業損失を計上する。

ICAPは過去2年半、中核の電話および電子ネットワークに よる売買仲介やデリバティブ(金融派生商品)、取引後サービス以 外の事業に資金を投じてきた。しかし、2月15日にキャッシュ・エ クイティー事業を見直す意向を発表。同社創設者であるマイケル・ スペンサー最高経営責任者(CEO)が通期の業績見通しを引き下 げ、新たなベンチャーの黒字化に想定よりも時間がかかっていると 明らかにした後だった。

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