米株式市場、小売株など景気敏感銘柄の回復は上昇持続を示唆か

米株式市場では、小売り銘柄がリ ーマン・ブラ ザーズ・ホールディングス破たん以降の下げを取り戻し たほか、運輸株が過去1年で2倍に上昇した。これら景気敏感株の回 復は、米株相場の上昇がまだ始まったばかりである兆候かもしれない。

アマゾン・ドット・コムとギャップは2007年10月の弱気相場入 り後の最大63%の下げを、取り戻した。利益が12年まで63%拡大す るとの見方が背景にある。ダウ運輸株指数構成企業の利益は今後2年 で3倍近くになるとみられており、09年3月以降の同指数の上昇はS &P500指数株価指数を32ポイント上回る。格差は1990年以降で最 大。

株価上昇の持続性を占う目安は景気敏感株の動向だというのが、 歴史の古いいわゆる「ダウ理論」だ。株式相場への弱気派は現在、利 益に照らして株価上昇が急過ぎると指摘する。一方、アルパイン・ウ ッズ・キャピタル・インベスターズのスティーブン・リーバー氏やモ ルガン・スタンレーのデービッド・ダースト氏は、景気拡大が利益の 伸びを加速させるとの見方から、株式投資を拡大している。

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