香港株(終了):下落、不動産株と銀行株安い-インド利上げで金利懸念

香港株式相場は下落。銀行と不 動産開発会社が安い。インド中央銀行が市場の意表をついて利上げ をしたことから、景気回復を受けて各国中銀がインフレ抑制のため 政策を強化するとの懸念が強まった。

英銀HSBCホールディングス(5 HK)は2.1%安。中国工商 銀行(ICBC、1398 HK)は2.7%下落。中国建設銀行(939HK) は1.9%安となった。

中国政府系の不動産会社の中国海外発展(688 HK)は3.8% 下落。チャイナ・リソーシズランド(華潤置地、1109 HK)は

1.7%安。収入の40%を中国本土から得る香港の不動産会社、ハン ルン・プロパティーズ(恒隆地産、101 HK)は4.6%下げた。

原油と金属相場安を受けて、中国最大の石油会社、ペトロチャ イナ(中国石油、857 HK)とアルミニウム生産で中国最大手の中 国アルミ(チャルコ、2600 HK)はいずれも2.7%以上の下落。

サムスン・インベストメント・トラストの香港在勤の最高投資 責任者(CIO)、ポーリーヌ・ダン氏は「北京や上海などの記録 的な不動産価格が政府に行動を迫っている」として、「中国は主と して行政的な手段に頼って不動産市場の過熱を覚まそうとし、利上 げを遅らせている」と指摘した。

ハンセン指数は前週末比437.57ポイント(2.1%)安の

20933.25と、5日以来の安値で終了した。ハンセン中国企業株 (H株)指数は前週末比2.1%安の12008.65。

インド準備銀行(中銀)は19日、リバースレポ金利を3.5% と、過去最低だった3.25%から引き上げた。インフレが1年4カ 月ぶり高水準となる中で、予定されていた会合の時期を待たずに 2008年7月以来の利上げに踏み切った。中国は今年に入り、預金 準備率を2回引き上げている。

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