中国株は今後数カ月下落続く-「ドレイファス」運用するサイモン氏

インフレ加速懸念が広がる中、中 国株は向こう数カ月下落基調が続き、その後7-9月(第3四半期) までに反発する可能性が高い。11億ドル(約1000億円)規模の「ド レイファス・グレーター・チャイナ・ファンド」を共同で運用するヒ ュー・サイモン氏はこう予想する。

サイモン氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで 「依然、ある程度の調整を見込んでおり、その後は年内に上昇局面も 予想され、恐らくそれは4-6月期か7-9月期になるだろう」と語 った。ブルームバーグの集計によると、同氏が運用するファンドは昨 年、競合するファンドのうち94%を上回る成績をあげた。

上海総合指数は今年これまでに6.6%下落。中国人民銀行(中央 銀行)による預金準備率引き上げに加え、不動産相場の抑制に同国政 府が乗り出していることが響いている。世界経済の回復をけん引して いるアジア経済にはインフレが戻ってきている。インドは19日に予想 外の利上げを行った。2月のインフレ率が2.7%と1年4カ月ぶりの 高水準となったことなどから、中国の利上げも近いとエコノミストは 指摘する。

サイモン氏は、利上げ観測やインフレ加速と賃金上昇に関する懸 念が一部で浮上しているのは明らかだと指摘した。

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