今週の米経済指標:2月の耐久財受注は増加、住宅販売は微減へ

今週発表される米経済指標では、 2月の耐久財受注が3カ月連続で前月比増となる見込みだ。同月の住 宅販売は1月からわずかに減少が予想されるものの、製造業部門では 回復の兆しが示されるもようだ。エコノミストはこのようにみている。

ブルームバーグ・ニュースの調査によると、2月の製造業耐久財 受注額は前月比0.5%増(63社の予想中央値)が見込まれる。米商務 省は同統計を24日に発表する。2月の新築・中古住宅販売は合計で前 月比1.2%減の年率換算530万戸となったもよう。

企業の設備投資拡大や在庫積み増し、世界需要の回復が生産拡大 につながりつつあり、それが他の経済部門の成長加速に寄与する可能 性がある。ただ個人消費と住宅投資を後押しし、幅広い景気拡大に向 かう上では、継続した雇用の拡大が欠けている状況だ。

ムーディーズ・エコノミー・ドット・コムのエコノミスト、アー ロン・スミス氏は「製造業が景気回復をリードしており、一方で住宅 部門はなんとか安定しつつある」と指摘、「労働市場改善が見通しの鍵 になる」と語った。

耐久財受注は1月に前月比2.6%増と昨年7月以来の高い伸びだ った。2月は輸送用機器を除く受注も0.6%増と、1月の1%減から 増加に転じたもようだ。

雇用の伸びの欠如はまた、26日に発表されるロイター・ミシガン 大学消費者マインド指数にとっても重しになるとみられる。ブルーム バーグ・ニュース調査によると、3月の同指数(確報)は前月に続き 低下が見込まれている。

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