インド中銀:4月に追加利上げとの予想も-インフレ抑制に向け

インド準備銀行(中央銀行)による ほぼ2年ぶりの利上げは、インフレとの闘いに向けた最初の一歩にすぎ ず、来月にも政策金利を再び引き上げる公算が大きい。BNPパリバや スタンダードチャータード銀行は、こう予想している。

準備銀は19日、リバースレポ金利を過去最低の3.25%から

3.50%に、レポ金利は4.75%から5%に引き上げた。インフレ抑制が 「急務」となったと説明した。

BNPパリバの財務担当者、マノジ・レーン氏(ムンバイ在勤)は、 今回の利上げについて、「これから起きることの前触れにすぎない」と 予想。「0.25ポイントの利上げでは不十分だが、今後の道筋をつけるも のとなる」と語った。

インドの昨年12月の鉱工業生産指数は前年同月比17.6%上昇。ブ ルームバーグのデータによると、少なくとも1994年以来の高い伸びと なった。今年1月も同16.7%上昇と、大きな伸びが続いた。こうした 中、2月の卸売物価指数は同9.89%上昇した。

コタク・セキュリティーズのエグゼクティブディレクター、サンジ ーブ・プラサド氏は、「準備銀は高インフレに対応するため政策金利を 再調整するとみられ、これは数回にわたる利上げの一歩とわれわれはみ ている」と語った。同氏は準備銀が来年度(2010年4月-11年3月) に政策金利を2ポイント引き上げると予想する。

一方、スタンダードチャータード銀の金利取引責任者、アービン ド・サンパス氏(ムンバイ在勤)は、準備銀の利上げは「すべての金融 市場にとってポジティブな一歩だ。時機を逃さずインフレ問題に取り組 むことへの政策当局者の決意を示すからだ」と語った。

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