欧州債(19日):ギリシャ債下落、週間もマイナス-債務返済懸念

欧州債市場ではギリシャ国債相 場が下落。週間ベースでもマイナスとなった。欧州連合(EU)内 でギリシャ支援をめぐり意見が割れるなか、ギリシャの債務返済と 財政赤字補てんへの懸念が強まった。

ドイツ国債は週間ベースで上昇。ギリシャ支援をめぐる対立で、 安全とみなされる同国債に対する需要が高まった。ギリシャのパパ ンドレウ首相は欧州から明確な支援表明を取り付け、自国の借り入 れコストを引き下げようと急いでいる。ギリシャでは今後2カ月間 に200 億ユーロ(約2兆4550億円)の債務が償還期限を迎える。

INGグループの債券ストラテジスト、ウィルソン・チン氏(ア ムステルダム在勤)は「不透明感が大きい。質への逃避の動きがあ る程度あり、ドイツ国債のパフォーマンスは他の国債相場に比べて 良い」と語った。

ロンドン時間午後5時2分現在、ギリシャ10年債利回りは前 日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の6.38%。 前週末比ではほぼ14bpの上昇となった。同国債(表面利率

6.25%、2020 年6月償還)価格は0.28ポイント下げ98.96。

ドイツ10年債に対するプレミアム(上乗せ金利)は10bp拡 大の324bpと、先月26日以降で最大となった。独10年債利回 りは3.11%と、前日からほぼ2bp低下した。週間ベースでは5 bpの低下。先月26日週以降で初めて下げに転じた。

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