欧州株(19日):続落、インドの予想外の利上げを嫌気-鉱業株が安い

欧州株式相場は続落。インド準 備銀行(中央銀行)が予想外に政策金利を引き上げたことで、同国が 景気刺激を引き揚げ、世界の経済成長が抑制されるとの懸念が強まっ た。

インド最大の産銅会社、べダンタ・リソーシズは3%安。住宅ロ ーン英最大手のロイズ・バンキング・グループは、2010年は黒字に 転換するとの見通しを示したことを手掛かりに、昨年8月以来の大幅 高となった。肥料メーカー最大手、ノルウェーのヤラ・インターナシ ョナルは3%高。UBSとドイツ銀行が同銘柄の買いを推奨したこと がきっかけだった。

ストックス欧州600指数は前日比0.4%安の260.16。週間ベー スでは0.7%上昇。米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S &P)は16日、ギリシャの長期格付けを直ちに格下げする可能性は もはや検討していないと明らかにした。米連邦準備制度理事会(FR B)は16日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)会合で、政策 金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を「長期にわ たり」ゼロ近辺にとどめる方針をあらためて示した。

KBLリシュリュー・ゲション(パリ)の証券アナリスト、シク ン・ダン氏は「市場には先行き不透明感が強まっている」と述べ、 「景気に対する先行き不透明感には、金融政策の今後も含まれる。景 気刺激策の引き揚げが必要となることは誰もが知っている。問題は、 いつ実施されるか、そしてそれが経済に打撃を与えるかという点 だ」と続けた。

資源株指数は2.4%安と、ストックス欧州600指数を構成する19 業種中で最大の下げとなった。鉄鋼メーカー最大手のアルセロールミ タルは2%安。スイスのエクストラータは2.1%安だった。

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