ドラギ伊中銀総裁、ゴールドマン時代に政府との取引ない-独紙に語る

欧州中央銀行(ECB)の政策委 員会メンバー、イタリア銀行(中央銀行)のドラギ総裁は米投資銀行 ゴールドマン・サックス・グループに在籍中に、欧州の国のためにス ワップ契約をまとめたことはない。同総裁がドイツ紙ハンデルスブラ ットとのインタビューで語った。

19日付の同紙によると、ドラギ総裁は「政府や政府当局者らと10 年以上も働いた後で、ゴールドマン社員として彼らに売り込みに行く のは気恥ずかしかっただろう」とし、「政府を相手方とした案件は手掛 けなかった。投資銀行の仕事は民間企業を相手とした取引だけで十分 に忙しかったという単純な理由だ」と語った。

ドラギ総裁は金融安定化理事会(FSB)の議長も務める。同総 裁は1991-2001年にかけてイタリアの財務当局を率いていた。2002 年に同氏を起用した際のゴールドマンの発表によると、同社は「欧州 の大手企業や世界の政府および政府機関とのビジネスの進展と実行」 の支援のためにドラギ氏を採用した。

ドラギ総裁はハンデルスブラット紙とのインタビューで、ゴール ドマンがギリシャ政府のためにまとめたスワップ契約にはかかわって いないとあらためて述べた。「一部の案件は私が入社する前のもので一 部はその後のものだが、私は全くかかわっていない」と語った。

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