全日空:来期黒字化、国際線拡大やコスト見直し-今期減額

国内航空2位の全日本空輸は、羽 田・成田空港拡張による国際線収入などの拡大やコスト構造改革など により、2010年度に黒字化し、11年度に安定黒字化を目指す。

全日空が19日に発表した2カ年の経営計画によると、営業損益は 09年度が610億円の赤字見込みに対し、10年度は420億円の黒字、11 年度が1040億円の黒字の目標。純損益は09年度が650億円の赤字見 込みに対し、10年度は50億円の黒字、11年度が370億円の黒字の見 通し。

羽田・成田空港拡張によるアジア路線などの拡充や提携・共同運 航の活用で収益拡大を目指す。また、国内販売手数料や人件費、外注・ 調達の見直しなどのコスト構造改革・生産性向上を進める。増収策320 億円とコスト構造改革・生産性向上で860億円の計1180億円の収支改 善を行う。間接業務人員は10年度中に約20%(約1000人)を削減す る。グループエアラインは11年度内に3社体制の方向で再編する。

全日空の岡田晃上席執行役員は同日の発表会見で「来年以降は最 大のビジネスチャンスが到来する」と指摘し、「アジアでナンバーワン の実現を目指していきたい」と述べた。

全日空は同日、09年度の連結業績予想を下方修正した。売上高は 従来の1兆2600億円から1兆2200億円に、営業損失が同200億円か ら610億円へ、純損失は同280億円から650億円に見直した。需要低 迷で単価も下落したことなどが響いた。

--取材協力:林純子、クリス・クーパー Editor: Tetsuki Murotani Hideki Asai

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