英豪リオとチャイナルコ:アフリカの鉄鉱石鉱山、共同開発で合意

世界3位の鉱山会社、英・オース トラリア系リオ・ティントは、筆頭株主である中国国有チャイナルコと 共同で、ギニアにあるシマンドウ鉄鉱石鉱山の採掘プロジェクトを実施 することで合意した。

リオは19日発表した文書で「共同事業には鉱山開発だけでなく鉄 道や港湾インフラの整備も含まれる」としている。リオが保有する同鉱 山の権益は共同事業でも維持され、チャイナルコは13億5000万ドル (約1220億円)を提供し権益の47%を獲得する見通し。

リオは9カ月前、チャイナルコが提案していた195億ドル規模の出 資を拒否。豪BHPビリトンと共同事業を設立することで合意し、増資 も実施した。昨年7月に贈賄と企業秘密を盗んだ疑いで上海で中国当局 に逮捕されたリオの社員4人の審理は来週始まる予定。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の商品担当シニ アストラテジスト、マーク・パーバン氏(メルボルン在勤)は19日の電 話インタビューで「今回の合意により両社が抱えていた問題の一部が良 い方向に向かうだろう」と指摘。「リオがこの市場への復帰を目指すの は理にかなっている。両社にとって重要な長期的プロジェクトになると みられる」と述べた。

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