モルガンS:風力・太陽光発電のIPO増加へ-公益会社の設備投資で

米モルガン・スタンレーは、再生 可能エネルギー事業会社が業務拡大の手段として今年は公益事業会社と の合併よりIPO(新規株式公開)を選択する可能性が高いとの見通し を示した。モルガン・スタンレーは再生可能エネルギー分野のIPO引 き受けで昨年第1位。

モルガン・スタンレーの欧州電力・公益事業の投資銀行部門責任 者、クリス・シール氏はインタビューで、「大手公益事業会社は大規模 な設備投資を計画しておりM&A(合併・買収)に大きく貢献する可能 性は低い。株式や社債市場は活況になりそうだ」と語った。

ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(ロンドン)が 19日発表した調査によると、昨年の風力・太陽光発電関連のIPO で、モルガン・スタンレーは28億5000万ドル(約2600億円)を手 掛け、それまで首位だったクレディ・スイス・グループを抜いた。クレ ディ・スイスは5億3900万ドルで6位に落ち、UBS(15億9000 万ドル)、シティグループ(8億4400万ドル)の後塵を拝した。

シティグループによると、欧州の公益事業会社は老朽化した送電網 を改修したり環境目標を達成したりするために今後10年間で1兆ユー ロ(123兆円)以上を投資する必要がある。ニュー・エナジー・ファイ ナンスによると、昨年の世界の再生可能エネルギー投資は6%減の 1620億ドル。

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