米リーマン:英バークレイズに求める支払い、総額110億ドル-破産裁

経営破たんした米証券会社リー マン・ブラザーズ・ホールディングスが英バークレイズに計110億 ドル(約9950億円)の支払いを求めていることが18日、明らか になった。この中には、バークレイズがリーマンの北米事業を取得 した際に手にしたとリーマン側が主張する一時利益50億ドルが含 まれる。

リーマンはバークレイズを提訴した昨年11月時点では、バーク レイズが同50億ドルのほか、他の資産買収で30億ドルの利益を得 ていたと主張していた。この日にニューヨークの米連邦破産裁判所 に提出された資料によれば、提訴以降の調査でバークレイズの利益 は実際には総額で110億ドルに上ったことが分かったとしている。

2008年9月に破たんしたリーマンは、約1年半前の事業売却合 意でバークレイズが得た一時利益の届け出が破産裁になかったとし て「詐欺あるいは不実表示」の可能性を根拠に、合意内容の変更を 求めている。英銀2位のバークレイズは、一時利益はなかったと主 張し、むしろ30億ドルの貸しがあるとしている。

バークレイズ側の代理人、ジョナサン・シラー弁護士は18日の 電話インタビューで、リーマンが「必要としていた時期に成立した 合意が相手方に好都合な結果になったというだけの理由で変更を許 せば、不公平なだけでなく法的にも許されない」と強調。「将来的 には、預金者や株主、債権者および政府を最大限保護する目的で、 米連邦政府や民間側が価値の急落した銀行資産を売却する際に、そ の能力が損なわれることになる」と述べた。

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