ジム・ロジャーズ氏:「とてもひどい」ポンドを回避-財政赤字で

著名投資家ジム・ロジャーズ氏は、 英国の財政赤字を理由に、ポンド資産を回避していると語った。

同氏は19日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、 「ポンドをめぐる状況は超長期にわたり、とてもひどい」とし、「よほ ど割安にならない限りはポンドを買い戻すことは想像もできない」と 述べた。

対ドルでポンド下落を見込む先物の残高は上昇を見込むものの8 倍となり、1992年にジョージ・ソロス氏がポンド売りで10億ドルを 稼いだ当時を上回っている。

67歳のロジャーズ氏は、「私が生きている間にポンドを保有する かどうかは疑わしい」と述べた。同氏はソロス氏とともにクオンタム・ ファンドを設立した共同創業者。

ロジャーズ氏はまた、ギリシャを救済するべきではないとの考え をあらためて示し、ギリシャを破たんさせれば投資家はユーロが「ハ ードカレンシー(強い通貨)」だと結論付け、ユーロ相場は「天井を抜 けて上昇する」だろうと予想した。

同氏はギリシャ救済について、「他人の金で長い間ぜいたくをして きた人々をなぜ助けなければならないのか」と述べた。ユーロについ ては、市場全体が「巨額の売り持ち」になっていることを理由に買っ たと述べた。ギリシャは向こう2カ月で200億ユーロ規模の国債償還 を迎える。ロジャーズ氏は、「恐らく彼らはこの危機を乗り切るだろう。 そうすればユーロの見通しはしばらくの間、改善するだろう」と付け 加えた。

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