ユーロ圏、「二番底」リスク高い-バークレイズが成長見通し下方修正

バークレイズ・キャピタルはユ ーロ圏について、経済成長率見通しを下方修正するとともに、景気 が二番底に陥るリスクが最も高いとの見方を示した。

バークレイズはユーロ圏の2010年の成長率見通しを1.1%と、 昨年12月に示した1.5%から引き下げた。18日にロンドンで開か れた報道関係者向け説明会で公表した。

同社の欧州担当チーフエコノミスト、ジュリアン・キャロー氏 (ロンドン在勤)は「欧州は景気が二番底に陥るリスクが最大だと、 われわれが判断している地域だ」とした上で、「多くの南欧諸国は、 数カ月前には予想されなかった形で緊縮財政を迫られている。欧州 全体も需要不足の問題を抱えている」と述べた。

一方、米国については今年の成長率見通しを従来の3.5%から

3.6%に引き上げた。来年については3.2%を予想している。キャロ ー氏は「米景気回復は損なわれていないようだ」と述べた。

バークレイズは日本経済についても成長率見通しを上方修正し、 今年の見通しを2.7%(従来は1.7%)に引き上げた。中国に関し ては今年9.6%となり、来年9%に減速するとの予測を維持した。

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