ブラジル株:下落、レノバのIPO計画変更で-リスク回避志向の兆候

18日のブラジル株式相場は下落。 新規株式公開(IPO)の規模縮小や増資延期を行うブラジル企業 にレノバ・エネルジアも加わったことで、同国株式市場に対する投 資家のリスク回避志向が高まっている新たな兆しが示唆された。

INGインベストメント・マネジメント(ニューヨーク)で約 30億ドル相当の運用に携わるウリ・ランデスマン氏は「あまり良 い兆候ではない」とし、「少なくとも一時休止の要因だ」と指摘し た。

原油と金属価格の下落を受け、ブラジル石油公社(ペトロブラ ス)と鉄鉱石生産で世界最大手のヴァーレは値下がり。同国の資産 家エイキ・バチスタ氏が経営権を持つ物流のLLXロジスティカと MMXミネラソン・エ・メタリコスが、指標のボベスパ指数の下げ を主導した。同氏の経営する造船・油田サービス会社OSXブラジ ルが今週、IPO計画の規模を最大で67%縮小したことが売りを 誘った。

一方、ブラジル中央銀行が17日、政策金利を過去最低の

8.75%に据え置いたことを受け、ロッシ・レジデンシアルやB2W コンパニア・グローバル・ド・バレジョなど住宅建設株や小売株は 上昇。ボベスパ指数の下げは限定的だった。

ボベスパ指数は前日比0.04%安の69697.33。同指数構成銘柄 のうち値下がりは32銘柄、値上がりは28銘柄、変わらずは3銘柄。 BM&Fボベスパ小型株指数は同0.3%高の1172.77。中銀の政策 決定が賛成5、反対3と大きく割れたのは1年2カ月以来だったこ とを受け、通貨レアルは1.4%安の1ドル=1.7917レアル。

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