NY原油(18日):下落、ドル高で代替投資需要が後退-82.20ドル

ニューヨーク原油相場は3日ぶ り下落。ドルの上昇を背景に代替投資としての商品への需要が後退し た。前日発表の米週間在庫統計で原油在庫が増加したことも売り材料 として蒸し返された。

原油は一時1.5%安。ギリシャが欧州連合(EU)から金融支援 を取り付けられないとの懸念から、ドルの対ユーロ相場が上昇したこ とが背景。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が17日に発 表した在庫統計によると、3月12日終了週の原油在庫は昨年8月以 来の高水準に達した。

エネルギー関連のコンサルタント会社キャメロン・ハノーバー (コネティカット州)のピーター・ビューテル社長は「ドルの上昇が 原油相場を大きく左右している。ドルの上昇によりリスク志向の投資 家は様子見姿勢に転じており、リスクを追う動きが戻るまでにはしば らく時間がかかるだろう」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は前 日比0.73ドル(0.88%)安の1バレル=82.20ドルで取引を終了。 17日には82.93ドルと、終値ベースでは1月6日以来の高値を付け ていた。

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