欧州株:反落、ギリシャめぐる不安で売り-医薬品は上昇

欧州株式相場は反落。ギリシャ 救済計画が暗礁に乗り上げつつあるとの懸念を背景に売りがかさ んだ。ヘルスケア関連株は高い。

ギリシャのASE指数はほぼ6週ぶりの大幅安。同国のパパン ドレウ首相が欧州連合(EU)に対して金融支援について1週間以 内に決定するよう訴えた。シティグループが金融セクターの投資判 断を引き下げたのをきっかけに、HSBCホールディングスを中心 に金融株は下落。英製薬グラクソ・スミスクラインは過去9カ月で 最大の値上がり。スイスの製薬メーカ、ノバルティスが米国でのぜ んそく治療薬の後発医薬品(ジェネリック)開発を断念したことが 買い材料だった。

ストックス欧州600指数は前日比0.1%安の261.2。

ドイツ銀行のストラテジスト、ジム・リード氏は「広範に大規 模なソブリン債問題が持ち上がるという不安を長く抱いていたが、 それが現実化し始めた」と述べ、「短期的には欧州株にはニュート ラルなポジションを維持したい」と続けた。

ギリシャ問題

ギリシャのASE指数は3.4%安。ギリシャのパパンドレウ首 相は3月25、26両日のEU首脳会議で救済のための融資枠の設定 について合意ができない場合、ギリシャが国際通貨基金(IMF) に頼る可能性もあることを示唆した。

HSBCは1.7%安。UBSは1.9%下落した。

グラクソは3.9%上昇。ノバルティスは、ぜんそく治療薬の後 発医薬品を米国で開発する権利をパートナー企業の英製薬ベクチ ュラ・グループに返還。市場参加者はグラクソのぜんそく治療薬に 対する脅威が緩和される可能性があると受け止めた。

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