欧州債:ギリシャ債下落-首相がIMFに支援要請する可能性示唆で

欧州債市場ではギリシャ国債相 場が下落。ドイツ国債に対するプレミアム(上乗せ金利)が拡大した。 ギリシャが国際通貨基金(IMF)に支援を求める必要があるとの観 測が広がったことが背景にある。

ギリシャのパパンドレウ首相は、今月25、26両日の欧州連合 (EU)首脳会議で救済のための融資枠の設定について合意ができな い場合、ギリシャがIMFに頼る可能性もあることを示唆した。ドイ ツ国債も軟調。この日発表された米国の製造業と雇用に関する統計が 力強い内容だったことを背景に、安全資産としての米国とドイツの国 債に対する需要が抑制された。

モニュメント・セキュリティーズ(ロンドン)のストラテジスト、 マーク・オスワルド氏は「ギリシャをめぐる問題は去っていない」と 指摘。「ドイツ国債に対する支えが欠けていたのは米国債相場が下落 したためだ」とも述べた。

ギリシャ10年債は3日ぶりに下落。ロンドン時間午後4時1分 現在は前日比18ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の

6.32%。同国債(表面利率6.25%、2020 年6月償還)価格は

1.315ポイント下げ99.46。

独10年債利回りは前日比1bp上昇の3.12%。この日は昨年 4月2日以来の低水準となる3.09%まで下げる場面もあった。ギリ シャ10年債とのスプレッド(利回り格差)は320bpに拡大した。

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