ギリシャがソブリン債保証コスト上昇を主導-EUによる救済不透明で

18日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場で、ギリシャ国債の保証コストがほぼ 3週間ぶりの高水準となった。財政難の同国に対する欧州連合(E U)の救済計画がまとまらないとの懸念が背景。問題の波及を懸念 して他の国債の保証コストも上昇した。

CMAデータビジョンによれば、ギリシャ債のCDSスプレッ ドは18ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し305.5b p。ギリシャ危機が解決できなければ他の国にも問題が広がるとの 見方からドイツ国債とフランス国債のCDSスプレッドも上昇した。

ギリシャのパパンドレウ首相はEUに、ギリシャ向けの金融支 援の仕組みを1週間以内に決定するよう促した。3月25、26両日の EU首脳会議で融資枠についての決定ができない場合、国際通貨基 金(IMF)に頼る可能性を示唆した。

BNPパリバのアナリストらはリポートで、「ギリシャは向こ う1カ月に巨額の国債償還を控えている。残された時間は少ない」 と書いている。

ドイツ債のCDSスプレッドは3bp上昇し28.5bp。フラン ス国債は3.5bp上昇の40.5bpとなった。国債15銘柄のCDSス プレッドで構成するマークイットiTraxx・SovX西欧指数 は3bp上昇し71.5bpとほぼ2週間で最高。

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