グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市場 の動きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は反落。原油相場の下落を受けて資源株が売られた。 一方、中国の携帯電話サービス会社、チャイナ・モバイル(中国移動、 941 HK)は増益を発表し、上昇した。

沖合石油探査で中国最大手の中国海洋石油(Cnooc、883HK) は1.2%安。上海石油化工(338 HK)は1.6%下落した。ペトロチ ャイナ(中国石油、857 HK)も0.7%安。

ギリシャ最大の港湾での設備を運営する中遠太平洋(コスコ・パ シフィック、1199 HK)は0.5%安。ドイツのメルケル首相率いる 与党キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)の議員が、ギリシ ャは最終的に、支援を必要とするならば、国際通貨基金(IMF)に 求めるべきだと述べたことが嫌気された。

契約者数で世界最大の携帯電話サービス会社、チャイナ・モバイ ルは1.2%上昇。同社の2009年10-12月(第4四半期)決算は、 純利益が前年同期比3.3%増加した。

ハンセン指数は前日比53.82ポイント(0.3%)安の

21330.67で終了。この日は方向感のない展開に終始した。ハンセン 中国企業株(H株)指数は前日比0.2%安の12208.36。

IGインベストメントで運用に携わるティム・レオン氏(香港在 勤)は「相場の動きはまだ荒い。何が起こるか分からないからだ」と して、「投資家は依然として非常に慎重姿勢だ」と話した。

ニューヨーク原油先物相場はアジア時間18日の時間外取引で下 落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は一時、 前日比83セント(1%)安の1バレル=82.10ドルを付けた。

【中国株式市況】

中国株式市場では、上海総合指数が下落。金融株の下げが指数の 上値を圧迫した。一方、電話とインターネット、テレビの一括サービ スを中国政府が認める可能性があるとの報道を受けてメディアやハイ テク関連株は買われた。

中国の金融機関の不良債権が増えるとの懸念から、中国建設銀行 (601939 CH)や中国銀行(601988 CH)が値下がり。国内保険最 大手の中国人寿保険(601628 CH)も0.9%下げた。

一方、中国が電話などの一括サービスの試験運用を6月に開始す る可能性があるとの報道を手掛かりにケーブルテレビ(CATV)運 営会社の北京歌華有線電視網絡(600037 CH)が上昇。香港の不動 産開発2社が、中国の住宅価格が大きく値下がりすることはないとの 見通しを示したことが好感され、保利房地産集団(600048 CH)を 中心に不動産株が値上がりした。

大衆保険のファンドマネジャー、呉侃氏(上海在勤)は「将来の 経済成長の新たなけん引役として政府はハイテク産業に期待するとみ られ、それが関連銘柄やセクターに非常に明るい成長シナリオをもた らした」と指摘。「幅広い銘柄の反発がしばらく続く可能性がある」 と予想した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動 している上海総合指数は前日比4.39ポイント(0.1%)安の

3046.09で終了。上海、深セン両証取のA株に連動しているCSI 300指数は同0.2%安の3267.55。

【インド株式市況】

インド株式相場は2カ月ぶり高値となった。米格付け会社スタン ダード・アンド・プアーズ(S&P)がインドの格付け見通しを「ネ ガティブ(弱含み)」から「ステーブル(安定的)」に引き上げたこと を好感した。

インド2位のソフトウエアサービス企業、インフォシス・テクノ ロジーズは1.8%上昇。ダム建設を手掛けるジャイプラカシュ・アソ シエーツは2カ月ぶり高値で引けた。S&Pは18日に電子メールを 通じ、インド経済は「力強い」成長路線を進むとの見方を示した。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種株価指数は前日比

29.18ポイント(0.2%)高の17519.26と、1月18日以来の高 値で終了。方向感のない展開の末、取引終了直前の15分間に上昇し た。

インフォシス(INFO IN)の終値は2787.60ルピー。インド2 位の銀行、ICICI銀行(ICICIBC IN)は1.6%上げ963.65 ルピー、ジャイプラカシュ(JPA IN)は2.6%高の152.15ルピー で引けた。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前日比9.9ポイント(0.2%)高の4863.1。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比7.69ポイント(0.5%)安の

1675.17。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比38.50ポイント(0.5%)高の7886.34。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前日比5.36ポイント(0.2%)安の2913.94。

【マレーシア株式市況】

FTSEブルサマレーシアKLCI指数は前日比0.01ポイン ト安の1301.94。

【タイ株式市況】

SET指数は前日比6.52ポイント(0.9%)安の759.02。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前日比19.02ポイント(0.7%)安の

2737.24。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前日比12.90ポイント(0.4%)高の

3100.95。

Editor: Akiyo Kinoshita

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