ギリシャ大手銀、融資の伸び鈍化で資金調達に「苦労せず」-フィッチ

格付け会社フィッチ・レーティン グスは、ナショナル・バンク・オブ・ギリシャ やアルファ銀行などギ リシャの大手銀行について、融資の伸びが鈍化する中で今年は資金調 達で苦労することはないとの見方を示した。

フィッチの金融機関チーム(スペイン)でディレクターを務める クリスティーナ・トレラ氏は17日の電話インタビューで、「融資の伸 びがこれまでより相当落ち込むことを考えれば、資金調達ニーズは相 対的に低下する」と指摘。「基本的に銀行は借り換え需要には応じなけ ればならないだろうが、2010年は対応できそうだ。ギリシャの銀行は 短期的にはこの状況にうまく対処する」との見方を示した。

トレラ氏はまた、「一段と厳しい経営環境からギリシャの銀行の見 通しはネガティブであり、こうした圧力が資産の質や収益性に影響を 及ぼしている」と説明した。ただ、「こうした状況に対応可能で、流動 性や資産構成を再構築することができると証明すれば、見通しは修正 されるだろう」と述べた。

フィッチは先月23日、ギリシャの経済危機が信用コストの上昇や 収益性の低下につながる恐れがあるとして、同国4大銀の信用格付け を引き下げている。

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