ギリシャ首相:EUに支援枠組み策定訴え、1週間の期限設定

ギリシャのパパンドレウ首相は欧 州連合(EU)に、1週間以内にギリシャ向け金融支援のメカニズ ムを策定するよう訴えた。救済に疑問を呈するドイツに決断を迫っ た格好。

同首相は3月25、26両日のEU首脳会議で救済のための融資枠 の設定について合意ができない場合、ギリシャが国際通貨基金(I MF)に頼る可能性もあることを示唆した。IMFに支援を求める 案には欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁やフランスのサルコ ジ大統領が反対の意向を示し、EUが地域の危機を自力で解決でき ないことが公になると論じている。

パパンドレウ首相は18日、ブリュッセルで記者団に「来週の首 脳会議は決断の機会だと思う。この機会を逃すべきではない」と述 べ、「そのような枠が設定されるだけで、市場に投機をやめるよう 圧力をかけ、ギリシャを信頼するように説得できる」と語った。

ギリシャは首脳会議に期待をかけるが、ドイツからはEU主導 の救済への疑問の声が出ている。ドイツのメルケル首相は17日に、 「性急な」支援の約束の可能性を否定し、ギリシャに自助努力を求 める圧力を強めた。同首相率いる与党キリスト教民主・社会同盟 (CDU・CSU)で金融問題の広報担当を務めるミヒャエル・マ イスター議員も同日のインタビューで、ギリシャ救済を「IMF抜 きでやろうとするのは非常に大胆な実験だ」と発言した。

EU最大の経済大国で拠出金も最大のドイツに加え、オランダ でも、議会の過半数がギリシャへの融資に反対している。同国の新 聞フィナンシエール・ダフブラットが報じた。

パパンドレウ首相はこの日、ギリシャはIMFからの資金は受 けていなくても既にIMFに課されるのと同じくらい厳しい財政規 律の下にあると述べ、IMFに支援を求める選択肢をちらつかせた。

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